現役中高英語教諭向け、CELT-S中学・高校英語指導者用資格コースを受講された福井綾さん(Ms Ryo Fukui)。青森県の公立中学校で勤務をされていらっしゃいます。

・CELT-Sコース受講のための時間の使い方
・コース内で一番役に立ったモジュールは?
・CELT-Sコースを受講して、実際の指導面でどのような変化があったか?
・コース受講後のご自身の変化と意識していることは?
・CELT-Sコースの良かった点やお勧め点は?

福井さんは、子育てをされながらCELT-Sコースを受講されました。同じ境遇の方、ご自身の指導力を見直したい方、新たな知識・刺激が欲しい方は、ぜひご覧ください!

CELT-S受講のための時間の使い方

通常業務でも忙しいのに、CELT−Sコースを最後まで受講できるのかとはじめは不安でした。

子どもの送り迎えのちょっとした待ち時間や、行事の振替休業日、平日の早朝など、時間が空いたら勉強です。いろいろなデバイスからアクセスできるので、いつでも受講可能なのが大きかったと思います。

子どもに邪魔されながら、各ユニットに1時間から1時間半、モジュール一つでおよそ3週間かかりました。どうしてもポートフォリオが進まないときは、事前にトレーナーに相談し、何度も力を借りながら仕上げていきました。

一番役に立ったと思うモジュールは・・

印象に残っているのはモジュール8です。生徒同士で評価・採点し合い、評価することで間違いやすいポイントに気をつけ、英語力を上げていくという方法でした。

評価・採点=先生という固定観念が間違っていたと気づきました。また、インターネットを使った宿題なども、先進的で勉強になりました。

それぞれのモジュールでは、学んだ知識を実践している、実際の授業やワークシートを見ることができ、どんどん自分の授業イメージを膨らませることができました。

現在指導している生徒のレベルやクラスサイズ

昨年度は中学1~3年、今年度は2,3年生と特別支援学級を受け持っています。いずれもクラスサイズは1人~25人。

様々な生徒で、支援を要する生徒も中にはいますが、レベルや人数に応じた授業法、必要な支援も学んでいたので、十分に対処できていると感じます。

コース受講後の生徒の様子、課題、テスト結果の変化

生徒は英語を「使う」ことに慣れてきました。

生徒にも、英語はあくまで使うことが目的で、テストが目的ではない、という思考に持って行くようにしています。

一方で、いつも使っている英語がテストに出るので、結果としてテストの点数は格段に伸びました。それが生徒の新たなモチベーションにもつながり、楽しそうに学習しています。

指導の変化や意識していること

授業では、
・stronger/weaker/talkable studentの知識を用い、生徒が話しやすくすること
・生徒のレベルに応じて、同じ授業の中でも、生徒がレベルを選べる場面を作ること
・ICQやCCQを使い、生徒の理解を確認すること
・controled practice からless controled practiceに徐々に移行していくこと

この4点を意識しています。

受講後、多くの方に褒めてもらうことが増えました。生徒はもちろん、保護者や同僚、他教科の先生にまで褒めてもらうことが増え、なにより、自分自身の自信につながったと感じます。

先日は、私の授業にTTで入ってくださっている校長先生に、校長室に呼ばれ、「どこでその指導法を学んだのか」と聞かれ、CELTSコースだと答えました。

「先進的でびっくりした。この地区であんな授業ができる人はなかなかいない。これなら生徒にも力がつくだろう」とお褒めの言葉をいただきました。

校長先生は英語をずっと教えてきており、地区でも知らない人はいないような方なので、とても嬉しく思いました。

CELT-Sコースの良かった点、おすすめの点

インターネットに繋がっていれば、ちょっとした隙間時間に受講できます。

このコースを受講し、私は「全ての英語教師が、繰り返し受講すべきだ」と感じました。

これまで何となくやっていたことが言葉で説明され、さらにレベルの高い、しかも最新のテクニックを学ぶことができます。 知識だけではなく、実際の授業動画やワークシートを見ることもできます。

また、トレーナーのお二人は、どんなに自信のない指導案でも、優しく、丁寧かつ具体的にアドバイスをくれます。そのアドバイスは更に勉強になるものです。目指す英語教師の一番のモデルです。

今年はコロナウイルスの影響で、最後のフォローアップセッションは対面授業ではなく、オンラインレッスンになりましたが、最後にオンラインレッスンの仕方まで教えてくれました。常に新しい手法を取り入れ、進化していっているコースなのだと思います。